みよしの社窓から

先週末は東海地方にも、台風の影響が少なからずありました。
小生は、勤務する工務店で、新築住宅の完成見学会で駐車場係。
ドリフのコントの様な、大型扇風機で発生させたかのような横風に煽られながらのご案内です。


当然、合羽は必須で、頭から合羽をかぶると、ずぶぬれの洋服よりも、蒸し暑さで髪の毛が抜けやしないかと余計な心配をする羽目になりました。
私のおでこも、ここ数年で大分、セットバックした気がします。（不動産屋しか使いません）


まあ、髪の毛の心配はともかく、イベントがこの台風のなか、無事終了しましたので安堵しました。



で、毎度、台風後に忙しくなるのが工務店でして、小生も雨漏りしたお宅（当社施工じゃないですよ）に伺ったり、
ばたばたしておりました。


そんなさなか、立ち寄った一軒のお宅。
鳩が、お家にまとわりついて困るので、なんとかしてほしいとお電話頂いていたお客さまです。


お邪魔して、入母屋の屋根に上がってみると、破風板の裏側に、立派な【鳩のお家】があり、卵まで産み落とされておりました。
見てしまった以上、対処しなければと屋根上に這いつくばり、手を伸ばすとなんとか巣ごと取ることができたのですが、なんか複雑な気分。


鳩の糞害がひどく、お客さまは困っていたので、これで良かったのだと自分に言い聞かせたのですが、立派な鳩の住まいを撤去してしまった罪悪感に苛まれ、鳩に襲われる夢でも見やしないかと寝つきが悪かったです。



【破風板の裏に建築された鳩の巣】










屋根上の鳩の巣を撤去し、下に下りると、お客さまから一言。


何でもやるんですね～、と。


巣を見つけておいて、見て見ぬ振りできませんよ！
お客さんが困っていたら、出来ることはやりますよ！
だって、工務店の人間だもの・・・。