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みよしの社窓から 2018/2

工務店ではたらく40代になりたて男性社員ブログ

【ブログ更新】屋根しっくいの工事は足場代が無駄にならないように外壁工事の際がおすすめです。

投稿日時:2018/02/22(木) 21:54

現在、外壁張替え工事中の豊田市内某所のお客さま。


既設の外壁(羽目板)のめくりと、防水シート張り+下地工事が予定通り進んでおります。
外壁を張り替える際は、どうしても足場工事が必要となります。


で、足場工事代もお住まいの大きさ(面積)によって変わりますが、一般的なお住まいで15~20万円程度の費用が必要になります。
現在、進行中のお客さまは、大変大きなお住まいで、2軒分の大きさの足場代がかかっておりますが・・・。



この足場が組めると、屋根に上がって【屋根漆喰】の傷みを詳しく確認できます。修理が必要な場合はついでに施工できます。
*【屋根漆喰】は「やねしっくい」と読みます。


この【屋根漆喰】という建築材料は、屋根瓦を葺いてある隙間に詰めてあることが多いですが、雨風から屋根を守るという大切な役割があります。



面積が小さいからと言って、おろそかにできないのが、この屋根漆喰であります。


このしっくい工事だけを施工するために、足場を設置すると、足場代が余計にかかることになりますので、外壁工事と同時に工事できると足場代が無駄になりません。




【足場があるので、2階部分や大屋根の漆喰の劣化状態が確認できます】
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足場なしで、大屋敷の大屋根に上がるのは大変危険ですので、住まわれている方は遠慮された方がよろしいかと思います。




【隅棟の漆喰が劣化して一部剥がれています】
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【こちらも劣化しています】
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この漆喰が劣化した時、軒樋に剥がれたしっくいが落ちていることがあります。
お住まいも20年以上を経過してくると、経年劣化でしっくいも傷みます。

そのままにしておくと、雨漏りの原因となったり、割れた漆喰が樋につまったりするので注意が必要です。


【軒樋に剥がれたしっくいが落ちています】
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屋根漆喰の詳しい劣化状態の確認も、この足場があってこそできるものです。



突然、お家に見える業者さんで、屋根にも上がらずに、「漆喰が傷んでいるから雨漏りする」、だとか、「屋根瓦が落ちそう」、だとか言って不安を煽る業者の方もいるようなので注意が必要です。


少なくとも、小生の勤務する工務店では、実際に屋根に上がり、屋根漆喰の劣化状態を確認し、写真に納め、お客さまに確認いただいてからお見積もりを提出し、ご納得頂けたら工事を進めています。


不安を煽り、急ぎの契約を結ばせようとする方もおられます。
同業としては、心苦しい限りです。


不安を煽り、契約を急がせるような業者さんにはご注意ください。

【ブログ更新】床鳴りに泣く。

投稿日時:2018/02/17(土) 20:47

1年前にリノベーション工事をさせていただいたお客さまより、建具調整依頼と、フローリングの床鳴りがするから見に来てほしいとのご一報。


建築屋に勤めておりますと、床鳴りと聞くと、ギクッとしますし、もしも、治らないと泣きたくなります。
この床鳴り、お引渡し後から1年経過した最近、出てきた現象のようであります。
早速、当時、施工した大工さんを伴って確認と手直しの工事に馳せ参じました。


この床鳴り、夏場は問題が生じにくいのですが、乾燥がきつくなる冬場には木材の乾燥収縮で起こりがちです。
【根太】が縮んだり、反ったりすることで、床下地に隙間が生じ、床鳴りの原因となることがあります。
また、ご指摘のあったお客さま宅では【床暖房】を施工しており、この床暖房が、乾燥収縮を助長する可能性があり、いささかやっかいであります。



【床鳴り箇所に目印をしています】
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【床鳴りのする場所に目印を。およそ、一直線上にあるのが見てとれます】
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で、不具合箇所を見極めましたら、大工さんが床下へもぐり補修します。
すみません、一緒にもぐれませんので、床下の写真のみでご勘弁ください。



小生、工務店の従業員でありながら、閉所恐怖症であります。
写真を見ているだけで心臓がバクバク。


【床下に大工さんがもぐり、添え木、ビス留めなどして補修します】
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で、結果と言いますと、大工さんの適切な対処で、床鳴りは無事に治りまして、しばらく様子を見ていただくようにお願いしてまいりました。



木材の特性上、乾燥収縮は避けて通れないこともありますが、材木店から納入される木材の含水率の管理は今後の課題と感じております。
大工さんから、結構びちゃびちゃ(湿っぽい)の時もありますよ・・・とのご指摘も。


今回の件では、お客さまにご心配をおかけしましたが、事情をご説明差し上げ、ご納得いただけまして何よりでありました。


最初にお問い合わせいただき、2日後に訪問、その3日後には修理対応し完了です。
この対応が早いのか、遅いのかはお客さまが判断されることではありますが、今後も、できる限りスピーディーな対応を心掛けてまいります。



床鳴りが治って一安心であります。















【ブログ更新】木の板で出来た外壁を板金張りに変える工事が始まりました。

投稿日時:2018/02/15(木) 22:04

豊田市内の某所で、大きなお屋敷の外壁(木製羽目板)を板金張りに変える工事が始まりました。


お屋敷が大きいので、足場は2軒分。通常はトラック1台が、今回のお客さまはトラック2台、人員も倍であります。


【写真奥の大きなお屋敷の外壁を張り替えるための足場組みです】
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【足場屋さんが足場を組んでおります】
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【既設の外壁は羽目板です】
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これをめくってみますと・・・


羽目板から、水がまわって防水シートを濡らしたあとがありました。
茶色くなっているところが、水が入ったことを物語っております。
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こちらを新しい防水シートに張替え、下地を作っていきます。


【外壁解体中】
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大工さんが、外壁をめくりながら、防水シートをはっていきます。
寒いなかありがとうございます。


【外壁にはってある白い紙が防水シートと呼ばれるものです】
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外壁張替え工事には、大工さんをはじめ、足場屋さん、板金屋さん、電気屋さん、ガス屋さんなど多くの職工さんのお力添えが必要です。

大きなお住まいですから、足掛け2か月の工事となりますが、どんなお姿(外観)に仕上がるか楽しみであります。

寒い時期で、職人さんも大変な時期ですが、安全第一で工事を進めて参りたいと思います。










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