木の香りを感じる家作りをさせて頂いています。 リフォームについては、耐震補強、福祉介護に関する経験を生かして、快適な生活の空間をご提案させて頂いています。

愛知県みよし市明知町小石山45番地1

0561-32-1691

営業時間:8:00~17:00

ブログトップブログトップ

【ブログ更新】以前、他の業者さんで断られた工事、その工事は本当に出来ないのか。みよしの社窓から

投稿日時:2021/04/08(木) 21:52

 
いつのまにか、新年度を迎えております。

町を歩く初々しい方々を見ると、随分と年を重ねてしまった事に気づかされます。
気持ちは若いつもりでいるのですが、体の変化や老いを感じることが増えました。



有り余る時間を持っておられるお若い方に、一抹の嫉妬を覚えるのは小生だけでしょうか。


さて、ここ数年来お世話になっております日進市のお客さまより、タイル張りのお風呂をユニットバスにする工事を承りました。



年始に別件でお伺いしたおり、小生、出しゃばりまして、以前から気になっていたタイル張りのお風呂をユニットバスに取替ませんかとご提案したことがきっかけであります。



お風呂のお話をしていた際、以前お付き合いのあった業者さんより、ユニットバスには取替が出来ないと言われ、諦めてタイル張りのお風呂を使い続け、浴槽のみ取替えて使っておられました。




小生、早速お調べを致しまして、タイル張りのお風呂からユニットバスに出来ますよと、お話をいたしました。



いくつかの懸念事項はありましたので、その辺りをご説明させていただき、お客さまより、ユニットバスに取り換えが出来るならやりましょう、とおっしゃっていただき工事にかかりました。



【元々のお風呂】
既設在来風呂 (1)


























既設在来風呂 (4)















解体して                        


風呂 (4)



























風呂 (2)















風呂天井には、2階の便所の配管が下りています。
ここまでは想定済みであります。
風呂 (3)
 














解体終わって、給排水の配管工事。
既存浴室の壁タイル裏側にある柱は、お風呂の水が長い間に浸み続けたことにより腐っていました。


お客さま、建物の強度に影響出ないかと、心配をされていました。
今回腐食していた柱は、通し柱のような構造上重要な部分でないためそれほどご心配には及ばす、簡易的に補強しましてご理解をいただきました。

風呂 (7)
















ユニットバスを設置するため、土間コンクリートを打設。

風呂 (13)


























換気扇のダクト、浴室の換気乾燥暖房機のリモコン配線など電気工事をします。
風呂 (34)


























ユニットバスを組み立てて
                        

風呂 (35)
















完成
風呂 (37)



























他の業者さんに出来ない、と断らたユニットバスへの工事が無事に出来まして、ほっとしました。


以前、何が原因で工事を断られたのか、小生、ずっと気になっておりまして、解体が無事に済むまで心配でありました。


心当たりはいくつかありましたが詳細を調べましたら、万一の場合も何とかなりそうでしたので、今回工事をさせていただいた次第であります。



お住まいの工事で、以前、ご相談をなさってお断りをされた方も、別の所にお尋ねになることで、ひょっとして工事が出来ることもあるかもしれません。


その逆もしかり、小生も以前、出来ないとお断りした工事がありはしないかと、日々、精進の必要性を感じております。
大工さんや、協力会社の皆さまとお話をしていても、知識・経験ともまだまだ勉強しなければならないことが多分にあります。
リフォーム工事などは、現在進行中の現場で判断をしなければならないことが多々あり、積み重ねた経験がものをいうことがあります。


小生だけでは出来ないことも当然ありますが、小生の勤務する工務店には、小規模な工事はもとより、大規模で難易度の高いリノベーション工事を設計・施工できる体制があります。


セカンドオピニオン的にお尋ねいただていも構いませんので、お困りのことがありましたら、小生の勤務する工務店まで、どうぞお気軽にお問い合わせください。


小生の勤務する工務店 
みよし市の原田建築 はこちらから。

耐震リフォームと注文住宅は原田建築 みよし市・豊田市・刈谷市 (kikaoru.com)



今年、おかげさまで創業60周年を迎えます。
長文をお読みいただきありがとうございました。







【ブログ更新】コロナウィルスも怖いが、家の中も意外と怖いというお話。みよしの社窓から

投稿日時:2021/02/03(水) 21:34

2月初旬となり今更感がありますが、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。




巷では、いまだコロナウィルス終息の見通しが道半ばであります。
2月7日までの予定であった緊急事態宣言は、既にご存じのとおり1か月延長となりました。
不要不急の外出を求められている昨今、今しばらくお家で過ごす時間が長くなりそうです。




さて、この見えないウィルス、得体の知れなさで我々を怯えさせるには十分でありますが、
お家で過ごしていれば完全に安全、とも言い切れないことがあります。




工務店に勤務する小生、先だっても、自宅の2階から1階に降りようとしておりましたら、
階段の踏面から足を滑らせて落ちかけました。
尤も、廻り階段であったことと、手すりを握っていたため、半分位滑って落ちかけたところで済みましたが。



現状の法律下では、階段には手すりを設けなければなりませんが、昔の建物だと手すりが無いこともあります。
昨年より工事させて頂いておりました、築20年以上になるみよし市某所のメゾネットアパートには、手すりがありませんでした。



【手すり未設置のメゾネットアパートの階段】
今回の内装リフォームで、階段には手すりを設けることになります。

階段




























【手すりを設置したメゾネットアパートの階段】

手すりを固定するために『ブラケット』という支持金具を取り付けますが、ブラケットの取付位置に十分な下地がない場合は『ベースプレート』という下地材を仕込みます。



下記写真の手すりの横に見える帯がそのベースプレートであります。


手すり完了


























階段には手すりを設け、上り下がりに、この手すりに掴まることで安全に昇降できるようになりました。



このようなほぼ直階段だと、階段から落ち始めると、1階まで転げ落ちる危険性が高まります。
意外と多いのが、宅内での転落、落下事故です。
打ち所が良くないと、大きなけがにつながりかねません。



たかが階段、されど階段。
安全で快適に過ごすための住まいが危険なものであってはなりません。



皆さまも階段にはご用心ください。



【ブログ更新】師走に寄せてみよしの社窓から

投稿日時:2020/12/28(月) 19:55

2020年も残すところあと数日。


こんな一年になろうとは、誰が予想できたでありましょうか。



工務店に勤務する小生、年始早々から新型コロナウィルスの影響で、住宅設備機器の入荷が滞り出し、便器が入らないやら、キッチン、ユニットバスの出荷が遅れるやらと随分と振り回されておりました。



そうこうしておりましたら、あれよあれよとこの状況下にも関わらず、多くのお仕事を頂戴し、おかげさまで忙しい一年を過ごさせていただきました。
同業者、他業種にお勤めの方などは、大変な状況に置かれたところもあったと伺い、なんとも言えない複雑な気持ちになったものです。


で、肝心のこの某ウィルス。
年末を迎えたにも関わらず、猛威はとどまることを知らず、拡大傾向。
来年以降は、どうなってしまうのか、気が気でありません。


 
なかなか、大変な世相ではありますが、来る年が皆さまにとりまして、健康で、明るい年であることを願います。



さて、住まいづくりに携わる小生、今年も多くのお客さまにお世話になりました。
とあるお客さまより、『お家リフォームして本当に良かったです』『寒かったお家が、暖かくなって天国です』と、小生の骨身に染みる、身に余る有難いお言葉を頂けただけで、充分報われたと感じられる一年でありました。



今年の年末年始は、ステイホームが求められ、小生もお家で過ごす時間が長くなりそうです。
折角造っていただいた、自宅の書斎の整理とお家のお掃除が年末年始の宿題です。
まずは、この宿題を片付けたら、来年一年をどう過ごす年にするのかをゆっくり考えてみようと思います。




それでは、皆さま良い年をお迎えください。






【ブログ更新】築47年の木造住宅の耐震リノベ―ショーンは無事、中間検査が済みました。みよしの社窓から

投稿日時:2020/08/17(月) 20:36

みよし市打越町内で5月下旬に始まった、耐震リノベーション工事も中盤を迎えました。


こちらの工事、みよし市の住宅耐震改修補助事業と言いまして、いわゆる補助金受給申請をして工事を進めておりますので、工事中に中間検査があります。


7月末のとある日、みよし市役所の都市計画課の検査員の方がおいでになり、適切な工事が行われているか検査をされました。




図面を見ながら工事個所を確認する、社長の原田とみよし市役所の検査員の皆さま
IMG_9031



















構造用合板を止めつけるビスピッチを確認されています。
IMG_9033
















行政の補助金を受給するうえで、この検査があることで、施工品質が担保できます。


耐震改修をする上で必要な工事が、必要な場所に適切になされているか、第三者の目が働くことで、我々施工業者も、相当な緊張感をもって工事を行いますし、万一、不備等があれば是正工事を行う必要がありますので、なかなか気が抜けずに大変です。



がしかし、数十万の補助金を受給する工事ともなれば、必要なことなのでありましょう。



で、肝心の中間検査と言えば、その場で市役所の検査員の方より合格のお墨付きをいただき、一安心であります。




工事も2期工事の中盤を迎え、酷暑の中、大工さん始め他の職人さんに頑張っていただいております。
暑い中、本当にありがとうございます。



大工さんが天井に石膏ボード、通称PB(プラスター)ボードを張っておられます。
IMG_9118

















引き続き、健康第一、安全第一で工事を進めてまいりたいと思います。






【ブログ更新】みよし市内で築47年の木造住宅。住みながらの耐震リノベーション工事が始まっています。みよしの社窓から

投稿日時:2020/06/13(土) 22:05


みよし市打越町内で5月下旬に始まった、比較的規模の大きい耐震改修工事。

築47年ほどを経過した木造住宅ですが、ところどころに段差があり、ご高齢の両親が暮らすには、ちょっとした段差でもつまづいたりしがちです。
転倒するとケガにつながる危険性があり、改善の必要性がありそうです。


こちらのお客さま、敷地内に建物がいくつかあり、2世帯のご家族がところどころで住みながら工事を進めております。


工事期間中のご不便は色々とあるのですが、出来る限りそのご不便が少なくなるよう、工事範囲をいくつかに分けて工事を行っております。



で、工事が始まって、いままでの進捗を駆け足でご覧に入れます。


趣のある解体前のお住まい(玄関)と、あちらこちらにある段差。
大工さんとお打合せをして、床の高さを決め、お家の中でなるべく段差が無いようなお住まいを目指します。


増築箇所がいくつかあると、やむを得ず段差が残る部分はあります。



IMG_6928







 













早速、解体





IMG_6944




















玄関廻りを解体しますと、立派な野物(のもの)が見られました。
※野物(のもの)とは、小屋裏だとかに隠れてしまうところに使う、カンナをかけていない状態の木材のことを言います。




住みながらのため、住居スペースとの間をしっかり養生します。
IMG_6959




























解体がおおよそ終わりました。
IMG_6970
















玄関脇に下足のまま出入り出来るシューズクロゼットを設けるため、基礎屋さんが登場し、型枠を組んでコンクリートを打設してくださいました。



土間コンクリート打ちの前に、砕石を入れています。
IMG_7151















土間打ち完了

IMG_7165
















大工さんが、玄関框の下地を作成中です。柱、大引きなどの木材の一部がオレンジ色にみえるのは、シロアリ対策のため、防蟻のお薬を塗っているためです。



工事に干渉しない玄関タイルは残しています。




IMG_7248



















間取りも大幅に変わりますので、柱も沢山入れております。
色の白い部分が、新しい柱を入れた場所になります。
IMG_7249















みよし市の住宅耐震改修費補助事業を申請して、耐震改修工事も行っています。


IMG_7351

















上部に横の開口を設けると、もう少しで某有名建築家の先生が設計した建物に見えなくもない、神々しい写真です。
開口の両側は合板で補強済みであります。


IMG_7334















気が付けば、サッシが付き、ユニットバスも組みあがっておりました。


IMG_7570 (1)

















新しい床材を張りました。色はチェリー色です。

IMG_7566 (1)
















毎度、大工さんの淀みない動きとお仕事ぶりに、職人さんってすごいな~と、感動しながらの毎日でありますが、小生もお客さまのお役にたてるよう精進しなければと思います。



なお、今回のお客さまで活用している自治体の助成制度です。



みよし市住宅耐震改修費補助事業(木造住宅)
(木造住宅で、昭和56年5月31日以前に着工されたものが対象となります)


<住宅耐震改修費補助事業>
補助金:120万円の工事(1戸あたり)
みよし市が実施する、無料耐震診断をお受けになり、その判定値1.0未満と診断された建物を1.0以上にする工事が対象


<住宅段階的耐震改修費補助事業>
補助金:60万円の工事(1戸あたり)
みよし市が実施する、無料耐震診断をお受けになり、その判定値0.4未満と診断された建物を0.7以上にする工事が対象(工事範囲を決めて行う一段目工事が対象)



なお、二段階目の工事の補助金額は30万円となります。

その場合に必要な工事は、1段目の改修工事を行った建物の判定値を1.0以上にする工事が必要となります。




住宅の改修にまつわる自治体の助成制度は思いのほか多くありますので、ぜひ活用したいところです。



上記補助金を受けるための要件等は、自治体のhp等でご確認ください。




みなさまのご参考となれば幸いです。





0561-32-1691お電話

資料請求・お問合せ

資料請求
お問合せ