リフォーム施工例

金額を抑えて、効果的な耐震リフォーム　豊田市Ｔ様邸　１期工事

お客様のご要望

地震の対策をしたい。
旧基準昭和56年5月31日以前でないので豊田市の補助金が利用できず、あまりお金も掛けれない。

施工のポイント

施工費を抑えるため、洋室１室の範囲と反対側の外壁に外付けブレースアイワンを計画しました。
２階直下の壁を無駄なく効果的に補強する事、工事範囲を分散させずに集中する事で、補強のための解体、復旧工事のコストを押させる事ができました。改修をした、洋室も見違えるように快適な空間になりました。
建物上部構造評価（劣化度減点無しにて評価)　
１階Ｘ方向　1.20(←0.83)　１階Ｙ方向0.96(←0.74)

お客様の喜びの声

補強した安心感だけでなく、内観のキレイさによっても安心に感じて頂けたとおっしゃって頂けました。

施工例写真

洋室の補強計画です。２階の直下を無駄なく補強できました。壁がずれている箇所は水平剛性の補強により、２階部分が揺れようとするのを、１階の耐力壁が防ぎます。建物上部構造評価（劣化度減点無しにて評価)　１階Ｘ方向　1.20(←0.83)　１階Ｙ方向0.96(←0.74)
室内荷物の移動からお手伝いをさせて頂き、耐震補強→内装→照明→エアコン→清掃→カーテン設置まで日程に組み込んで計画をさせて頂いたので、安心していただけます。
柱頭の金物　1.6ＫＮ相当の金物です。
柱脚金物です。同じく1.6ＫＮ相当の金物です。
構造合板による補強です。土台～柱～梁まで、構造用合板の四方がしっかりと構造材に固定される必要があります。
構造用合板　土台部です。
外付けブレース　アイワン工法です。
　開口部に外付のブレースを設置する事でゼロ耐力部分で耐力を設ける事が出来るので、既設の壁を補強するよりも効果的に補強をする事ができます。
基礎のボルト固定状況です。
　
梁部のボルト固定状況です。
躯体からのブレースの偏心距離が決まっており、壁から離すことが出来ないので、雨戸、網戸、キリヨケ等に干渉する事がありますので、お客様との確認が必要となります。
壁からの距離によって壁の強さを表す、壁強さ倍率が変わってきます。
建物の補強と同時にリフォームをさせて頂き、こんなにステキ洋室になりました。
リフォームと同時にエアコン交換、カーテン交換、網戸の張替、家具の転倒防止をさせて頂きました。