みよしの社窓から
みよしの社窓から 2020/1
工務店ではたらく40代になりたて男性社員ブログ
【ブログ更新】2階にトイレは作れますか、について。
投稿日時:2020/01/31(金) 21:56
年が明けて早一か月。
あっという間に2月を迎え、気が付くともうすぐ年度末であります。
この一か月、何をしていたのか思い出せないほど、時間の経過を早く感じます。
さて、工務店に勤務する小生、2階に便所を作りたいとのご要望をいただき、ホームグラウンドである三河を離れ、都会の名古屋市内へ。
田舎と違って、工事車両の駐車にも気を使います。
で、木造2階建てのお住まいに暮らす、比較的年配のお客さま。
普段、お休みになるのは2階であります。
当然、夜にお手洗いに行こうと思い立ちますと、階段を下りて一階へ行く必要が生じるのであります。
お年を召されれば、夜間、生理現象ゆえ、お手洗いに行く回数も増えるわけでありますが、お客さまによれば、意外と大変で、面倒、そして危険であるそう。
小生、なんだか、お気持ちがわかる年ごろになってまいりました。
建物の間取りや構造、その他、給排水の配管経路もなんとかなりそう、との判断をもとに早速工事へ。
【元々の和室】※写真左手の押し入れを解体する予定
【屋根勾配の都合で天井が一段下がっておりました】
早速、解体であります。
【押し入れ解体しますと、床には火打梁、壁には筋交いがあります】
通常の排水芯の便器だと、火打梁に干渉して取り付けができませんので、排水芯の移動ができるリモデル便器の手配が必要です。
アブナイ、アブナイ。
で、排水管は2階床から、1階天井を抜いておろします。
給水管は、一階の便所から2階に持ち上げるという工事をしております。
給排水の配管、配管経路が確保できることも大切な条件であります。
【太い配管が汚水配管、黒細い配管が給水管です】
で、大工さんの頑張り写真がありませんが、完成。
入り口はぎりぎりまで狭くしてほしいとのご要望を踏まえ60cmの間口に。
もちろん、引戸にしております。
壁に下地を入れて、手すり付きの紙巻を設置。
立ち上がるのがとても楽になります。
入口の間口は60cmピッタリ。さすがの大工さんです。
【床も畳から、フローリングにしまして、見違えるようになりました】
【1階の天井を抜いて下した配管経路、石膏ボードにクロスを張って隠しました。】
毎度、職人さんのお力添えのおかげと頑張りで、無事工期とおりに完成。
改造工事は工事中、毎度色々と問題もありますが、お客さまが喜んでくださると、頑張った甲斐があったと報われます。
ということで、今回のお客さまは、無事に2階にトイレを作ることができました。
これで、今後は安心して暮らせるとおっしゃっていただきまして、めでたしめでたし、であります。
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