木の香りを感じる家作りをさせて頂いています。 リフォームについては、耐震補強、福祉介護に関する経験を生かして、快適な生活の空間をご提案させて頂いています。

愛知県みよし市明知町小石山45番地1

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リフォーム施工例リフォーム施工例

「『 蟹 』のような形の建物 に対して 耐震補強を合わせて行ったリノベーション(薬局からの)」みよし市 (第9回あいち木造住宅耐震改修事例コンペ 努力賞)

施工例画像(耐震リフォーム)

お客様のご要望

長年営まれていた薬局を辞めるにあたって、薬局のスペースを生活の場所にリフォームすると共に、築40年の木造建物を市の耐震補助制度を利用して建物を強くしたい。

施工のポイント

中庭を囲うようにコの字に建物が建っているので、全体のバランスが悪くならないよう、また個別の建物自体でバランスを保って補強をした。薬局だった壁の無い大きなスペースは間仕切りとして、基礎を新設した耐力壁とする事で効率よく耐震性を向上させることが出来た。平成25年度みよし市住宅耐震改修費補助事業により90万円の補助を利用しました。

愛知建築地震災害軽減システム研究協議会 主催 第9回あいち木造住宅耐震改修事例コンペにて努力賞に選出されました。

施工例写真

  • 間仕切りの無い店舗部分に新設の壁を作る為に、鉄筋コンクリート布基礎を施工しました。 間仕切りの無い店舗部分に新設の壁を作る為に、鉄筋コンクリート布基礎を施工しました。
  • 基礎布設と同時にホールダウン金物のボルトをいれます。 基礎布設と同時にホールダウン金物のボルトをいれます。
  • 構造用合板による補強です。 構造用合板による補強です。
  • 筋かい45x105をタスキ掛けにして施工します。 筋かい45x105をタスキ掛けにして施工します。
  • 構造用合板、筋違いタスキ掛けの作業詳細図です。 構造用合板、筋違いタスキ掛けの作業詳細図です。
  • 筋かい、柱の端部にはそれぞれの金物を施工して、引き抜けない様にします。
柱頭の状況です。 筋かい、柱の端部にはそれぞれの金物を施工して、引き抜けない様にします。
    柱頭の状況です。
  • 柱脚の状況です。 柱脚の状況です。
  • 普通は基礎と土台をアンカーボルトでつないで、土台と柱を平金物でつなぎます。引き抜け力が大きい柱は、写真のように基礎と柱をつなぐホールダウン金物を施工します。柱脚部です。 普通は基礎と土台をアンカーボルトでつないで、土台と柱を平金物でつなぎます。引き抜け力が大きい柱は、写真のように基礎と柱をつなぐホールダウン金物を施工します。柱脚部です。
  • 柱頭部です。 柱頭部です。
  • 本来シロアリの被害は土台や柱脚に見られるものですが、雨漏りにより、水にぬれた状態が続くと梁に被害が見られることがあり、その場合小屋組みを支える事が出来なくなり、耐震性が大きく低くなります。集成材を使う現在の家の場合は特に雨漏りをさせない事は重要になります。 本来シロアリの被害は土台や柱脚に見られるものですが、雨漏りにより、水にぬれた状態が続くと梁に被害が見られることがあり、その場合小屋組みを支える事が出来なくなり、耐震性が大きく低くなります。集成材を使う現在の家の場合は特に雨漏りをさせない事は重要になります。
  • 湿度が高くなってしまう、浴室と脱衣場の間の柱は、タイルで施工されている在来の浴室の場合多くが写真のように柱脚が腐食をしてしまいます。 湿度が高くなってしまう、浴室と脱衣場の間の柱は、タイルで施工されている在来の浴室の場合多くが写真のように柱脚が腐食をしてしまいます。
  • 雨、シロアリに強いダイライトは外部の耐震補強合板として使用します。 雨、シロアリに強いダイライトは外部の耐震補強合板として使用します。
  • 金物の施工が難しい場合は、強度が小さい石膏ボードで建物の評点を高める場合もあります。 金物の施工が難しい場合は、強度が小さい石膏ボードで建物の評点を高める場合もあります。
  • 柱接合工法 ARS工法(アルス) 
…溝搾して、孔をあけて、エポキシ樹脂接着剤の塗布、アルミド繊維ロープの設置をします。 柱接合工法 ARS工法(アルス) 
    …溝搾して、孔をあけて、エポキシ樹脂接着剤の塗布、アルミド繊維ロープの設置をします。
  • エポキシ樹脂接着剤の再塗布で完成です。

ホールダウンボルトの施工の必要があるが、筋違があって施工が出来ない。
中が和室で施工をすると中の壁が落ちてしまう等のケースで利用します。 エポキシ樹脂接着剤の再塗布で完成です。

    ホールダウンボルトの施工の必要があるが、筋違があって施工が出来ない。
    中が和室で施工をすると中の壁が落ちてしまう等のケースで利用します。
  • 2階の西面の補強は壁の補強と合わせて、通柱を出隅に抱かせることで補強をしました 2階の西面の補強は壁の補強と合わせて、通柱を出隅に抱かせることで補強をしました
  • 家具の固定です。支点が自由に曲がる金物を使用して、家具、壁それぞれの下地がある場所にビスでしっかりととめます。 家具の固定です。支点が自由に曲がる金物を使用して、家具、壁それぞれの下地がある場所にビスでしっかりととめます。
  • 裏側に下地が無く、桐のタンスのため鴨居から木で支えを作って上から押さえつけるように家具の固定をしました。 裏側に下地が無く、桐のタンスのため鴨居から木で支えを作って上から押さえつけるように家具の固定をしました。
主催 愛知建築地震災害軽減システム研究協議会
第9回あいち建築物耐震改修事例コンペにて「『 蟹 』のような形の建物 に対して 耐震補強を合わせて行ったリノベーション(薬局からの)」 が努力賞に選出されました。
























 
            
    
       井戸田名工大学教授 
 (減災協議会 建築耐震改修工法評価委員会 委員長)、
代表原田、現場担当大工小泉   

賞状と副賞を頂きました

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